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アレルギー性結膜炎のさまざまな症状と予防策

春先は、花粉や空気中に多く舞っているホコリの影響をうけてなのか目がかゆくなったりしますが、それは軽いアレルギー反応を起こしているから。目が真っ赤に充血したり、目がゴロゴロしたりと本格的な症状がでてきたらそれはアレルギー性結膜炎です。

このアレルギー性結膜炎ですが、症状がでてくるのが春先など季節限定のものを「季節性アレルギー性結膜炎」と呼び、特に花粉によって引き起こされるものを花粉性結膜炎と呼びます。

一方、季節に関係なく、1年を通して症状がでているケースもあり、これは季節性アレルギー性結膜炎と区別して、「通年性アレルギー性結膜炎」と呼ばれます。こちらの原因はハウスダストと呼ばれる室内のホコリ、ダニ、カビ、ペットの毛が主な原因です。

以上の2つがアレルギー性結膜炎として代表的なものです。ほかにも、

● 春季カタル

アレルギー性結膜炎の慢性重症型です。ハウスダストが原因となっていることが多く、10歳くらいまでの男児に多く見られます。目のかゆみ、光をまぶしく感じる、角膜に白い混濁ができることもあり、ひどくなると、混濁部分で上皮が剥がれ落ちて「角膜潰瘍」という状態になることもあります。

● 巨大乳頭結膜炎

コンタクトレンズについたタンパク汚れに対するアレルギー反応が原因のアレルギー性結膜炎で最近非常に増えているものです。上まぶたの裏に、大きなボツボツとした結膜乳頭による隆起が多数発生し、炎症を起こしている状態です。

この2つもあわせて知っておけば、だいたい結膜炎についてはカバーできます。特にコンタクトをしている人は「巨大乳頭結膜炎」についてはよく覚えておいたほうがいいと思います。

目の結膜は外からの刺激や異物にさらされやすい組織で、涙などでいつも濡れているため、ハウスダストや花粉がくっつきやすく、アレルギーが起こりやすい非常にデリケートな部分なんです。

なので、対策・治療としてはまずは予防です。花粉が原因だとわかっていれば、かゆみなどの自覚症状が出現する前に目薬をつけ始めることで、症状の出現を予防したり、軽くしたりすることができます。

ハウスダストの場合は、まめに部屋の掃除をすること、寝具を清潔に保つなど衛生環境を徹底的に管理することが予防策の基本です。ダニの温床となるぬいぐるみは置かないこと、動物を屋内で飼うことは避けたほうがよいでしょうね。

間違ったアレルギー性結膜炎の予防策として有名なのが過度の洗眼です。洗眼を頻回に行うことは目の粘膜を弱めるとともに、目を傷つけてしまうこともあるため、やらないほうがいいです。

失明などに至るような怖い目の病気ではありませんし、目の病気にしては珍しく治るものですが、アレルギー性結膜炎になると、かゆみ・痛み・目のゴロゴロ感などの不快感で生活には相当な支障がでます。

重症化する前に、目にかゆみがでてきた段階ですぐに眼科医に行くようにしましょう。