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コンタクトレンズを10年使うと失明するって本当!?

まず、コンタクトレンズを使っている人に知っておいてほしいのは、コンタクトレンズは「高度管理医療機器」だということです。この「高度管理医療機器」はどういうものなのか?というと、

副作用・機能障害を生じた場合、人の生命・健康に重大な影響を与えるおそれがある医療機器

というものです。

高度管理医療機器には、心臓ペースメーカーをはじめ、人工骨(人工臓器)、インプラントなど体に埋め込む医療材料が分類されています。これを知ればコンタクトレンズの取り扱いに対しては細心の注意を払う必要があることがわかりますよね。

コンタクトレンズが「高度管理医療機器」として指定された背景には、適切でないコンタクトレンズの購入・使用から目に重い障害を患う人が増えてきたからです。特に使い捨てコンタクトレンズの間違った使用によるコンタクトレンズ障害が激増しているといいますよね。

1、点状表層角膜症
2、角膜浮腫
3、角膜びらん
4、角膜浸潤
5、角膜潰瘍
6、角膜新生血管
7、角膜内皮障害
8.巨大乳頭結膜炎
9、細菌性角膜炎


ざっと挙げられるだけでもこれだけのコンタクトレンズ障害があります。角膜のカーブに合っていないレンズを使うこと、使用期限を守らず、衛生管理を怠り、不衛生なレンズを使い続けることで、コンタクトレンズ障害のリスクは増してきます。

細菌性の角膜炎から角膜潰瘍⇒失明ということはありえるので十分注意してください。

「コンタクトレンズを10年使うと失明する」という話にかんしては「7、角膜内皮障害」に関係しており、長期間コンタクトレンズをすることで角膜内皮細胞という目の細胞が酸欠から死滅してしまうことを言っているのだと思います。

生まれつきの角膜内皮細胞やどんなコンタクトレンズを使っているんか?1日の装用時間は?などどんな使い方をするかでも変わってくるので、10年ぴったりという期限でコンタクトレンズが使えなくなるということはありませんが、

将来の白内障手術などを安全に行うためや角膜の透明性を保つために、少なくとも1500個/㎜2付近まで角膜内皮細胞が減ってしまったらコンタクトレンズは使用禁止になります。

角膜内皮細胞の減少がもたらす目の障害というのは、角膜が白くにごってしまう「水疱性角膜症」が有名です。この病気は角膜が白く濁ることによって、視力が低下するわけですが、なってしまったら最後、角膜移植をするしか、視力回復の道はなくなります。

だから、こうした事態にならないためにもコンタクトレンズの装用時間はなるべく減らし、定期的に眼科で目の検査をするなど必要になってくるわけです。おしゃれのためにカラコンをいれるなんて愚の骨頂というわけですね。

コンタクトレンズをしている人は気をつけてくださいね。