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夏と冬に増えるドライアイ対策<パソコン・エアコンが大敵!>

夏と冬は目が乾くドライアイに悩まされる人が増えます。

ほとんどの目の病気は"加齢"が大きなポイントになりますが、ドライアイに関しては若い世代にも関係がありません。もともとコンタクトレンズの装用者でパソコン作業をする方がなりやすい病気なんですが、夏と冬はこれにエアコン(冷房・暖房)が加わるので、目が乾きやすくなってしまうんですね。

ドライアイになりやすいのは3つの"コン"(パソコン・エアコン・コンタクトレンズ)が揃ったときです。そのため、オフィスのエアコンが効いた中でパソコン作業を何時間も続けてするという仕事場にいる人はかなり危険な環境にいると思ってください。

パソコン作業に集中すると瞬きの回数が少なくなり、目の表面が乾燥しやすくなっています。ここにさらに冷房・暖房の風が当たると目の表面からの涙の蒸散量が増えてさらに乾燥し、ひどい場合は角膜上皮障害を起こしてしまいます。これがドライアイです。

要チェック ゴミやまつげが入っているわけでもないのに目がゴロゴロして痛い。
要チェック タバコの煙が目に沁みる。
要チェック 夕方になると目が開けるのが辛い。
要チェック なんだか目がかすむ。


というのが典型的なドライアイの症状。ドライアイで角膜上皮障害を起こしてしまうと角膜の表面も凸凹して滑らかさが失われてしまうので、光が乱反射してモノがかすんで見えるようにもなります。

最近は以上のような3つの"コン"に代表される環境的な要因が影響しているドライアイが増えていますが、ほかにもドライアイになってしまう要因として、

・膠原病
・マイボーム腺機能不全
・レーシック手術後


といった器質的異常や医原的なこと(治療行為そのものが結果的に新しい病気・トラブルを作り出してしまうこと)が原因のドライアイもあります。

ドライアイ自体は、自覚症状がはっきりしているので眼科に行かずともなんとなくわかりますし、眼科にいけば「シルマーテスト」「BUT測定」「フルオレセイン染色による細隙灯検査」などで簡単にわかるものです。

では、具体的にどんな治療が行なわれるか?ということですが、

・軽度:人工涙液やヒアルロン酸の点眼
・やや重度:涙点プラグ(涙の流出口にプラグ=栓を差し込む治療法)


というように程度によって治療方法が変わります。最近は、ムチン(目の粘膜を覆う粘液)や水分の生成を促進させる新薬もあるので、お医者さんに聞いてみてください。ドライアイの症状によっては処方してくれます。

他の目の病気と同じようにドライアイも100%治るというものではなく、今より症状を緩和するといった治療がメインなのでなる前に予防するということが大切です。3つの"コン"の条件を満たしている人は今は大丈夫でも、将来的になるリスクはあるので、アイケアはしっかり行なったほうがいいです。

要チェック コンタクトレンズの装用者はできるだけ装用時間を短くする
要チェック OAフィルターをかけ、パソコンモニターは目線より少し下に下げる
要チェック たまに蒸しタオルで目を保湿する
要チェック 連続してパソコン作業をするのをやめてこまめに目を休める。


ドライアイはただ不快な症状があるだけでなく、涙が不足することで角膜に栄養が行き届かなくなるので目の免疫力が落ちて眼感染症にかかりやすくなります。当然、コンタクトレンズ障害などに罹るリスクも上がりますからコンタクトレンズをしている方は特にドライアイ対策は意識しないとあとあと後悔することになるかもしれませんよ。