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目がチカチカする。しかもその後に頭痛がする場合

目がチカチカする原因は何?

立ち上がった時や朝起きたときの立ちくらみなどに目がチカチカすることを経験したことがある人は多いと思います。目ではなく、脳の視覚を司るところや視神経で血行不良等の問題があると目にその影響がでるということはよくあるんですね。

その典型が「閃輝暗点」です。「目がチカチカする」という症状の原因の多くは、「閃輝暗点」であるこが多いです。

「閃輝暗点」とは、物を見る中枢(視中枢)がある後頭葉(脳の後ろの部分)に血液を送っている血管が痙攣を起こし、収縮して血行が悪くなった後、痙攣が治まるにつれて一気に血管が拡張して血液が大量に流れこんだときに起こる現象のこと。

その後に片頭痛を伴うため、その前兆として有名ですが、脳の血流の変化が目のチカチカとして現われているという点がポイントです。

① 両目の視界の片方だけにギザギザした線状模様が現れてそれが続く。
② 脈に合わせて「ズキズキ」や「ズキーン」という頭痛がする。
③ 気分が悪くなって吐き気をもよおすことがある。


という場合、目のチカチカは、片頭痛の前兆として起こる閃輝暗点と考えて間違いありません。10~30歳代と若い年齢層に多く、1週間に1回や数カ月に1回など、定期的に起こるという特徴もあります。

困ってしまうのは、目のチカチカの正体が片頭痛の前兆としての閃輝暗点ということがわかってもこれといった対処法がないことです。ストレスや疲労、コーヒーの過剰摂取などによって誘発されるといわれていますが、これといって原因が思い当たらない人のほうが多いと思います。

片頭痛は、本人のつらさとは裏腹に、数分から数十分で治る生命に危険を及ぼすことのない良性の病気というもあって、ストレス、喫煙などの誘因を避けて、安静にしましょうといわれるぐらいなんですね。

ちなみに、片頭痛は、閃輝暗点が起こった後、血管収縮作用のある薬を服用すると予防できますし、閃輝暗点も同様に薬で予防ができないことはありません。

しかし、そのためには血管拡張作用のある薬を毎日服用しなければならないですし、吐き気や目まいといった副作用もありますから、そこまでして予防のために薬を飲む必要があるのか?というとちょっと疑問です。

なお、この閃輝暗点ですが、ほとんどの場合、心配する必要がないものですが、「中高年&頭痛を伴わない」という場合は脳腫瘍や脳梗塞など脳に問題が発生しているケースが稀にあるようです。

「最近、目がチカチカ(閃輝暗点)することが多いんだけど、頭痛などは特にはない」

そんな場合は一度、脳の検査を受けたほうがいいかもしれません。

もうひとつ、閃輝暗点以外で目がチカチカするケースで考えられる目の病気には「光視症」というもがあります。

光視症は視界の端のほうに光がピカッと一瞬見えるという症状があり、閃輝暗点のように10数分間続くとか、ギザギザと広がっていく光が見えるということはないので、目がチカチカするといってもその違いは明白です。

ただ、この光視症は飛蚊症とならんで網膜剥離の前兆として有名なものなので、自分の目のチカチカの症状と光視症の症状がマッチするようであれば、念のため眼科を受診されることをおすすめします。