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角膜新生血管:白目から黒目に細い血管が伸びていたら要注意!

「パッチリしたお人形のような瞳」が女性の憧れの瞳になってからというもの黒目をはっきりくっきりさせるコンタクトレンズや白目をより白くする目薬なんかが人気ですよね。

その影響でしょうか、それとも疲れ目で目が充血している人が多いのかわかりませんが、当サイトには「「白目を白くする方法」なんかで結構アクセスがあるんです。そんな人にちょっとお願いしたいのが白目から黒目に向かって細い血管が伸びたりしていないかということ。

特にコンタクトレンズをつけていて、定期健診にいってない人、つけたまま寝ちゃったりすることがある人は是非、今鏡をみて白目と黒目の状態をチェックしてみてください。

もし、白目から黒目に向かって細い血管が伸びているようであれば、それは『角膜新生血管』といって、角膜が酸素不足をおこしている状態です。

角膜新生血管は特にコンタクトレンズ装用者に多い症状の一つで、酸素透過性の悪いレンズや劣化したレンズを長時間つけていると、角膜が酸欠状態になるため、角膜に酸素を運ぼうと血管が白目から角膜に伸びていくということが起こります。

この血管は一度できるとなかなか消えない(完全には消えないというお医者さんもいます。)ため、頑張って白目がきれいになるようにあれこれしても血管が残ってしまってきれいになりません。

また、もし角膜新生血管らしきものがずっとある、という場合は眼科医にいったほうがいいかもしれません。初期のものであればコンタクトレンズを新しいものに替えたり、つけるのをやめたりすれば改善することもありますが、角膜が酸素不足になっているのは間違いなので、もっと恐ろしい目の病気に進行しているケースがあるからです。

そのひとつが角膜の酸欠で起こる『水疱性角膜症』という目の病気です。これは目にある角膜内皮細胞という角膜を透明に保つの細胞が酸欠で極端に減少すると発症してしまうもので、角膜の透明度が保てなくなり、角膜が濁ってきてしまいます。

コンタクトレンズを10年すると失明するという噂を聞いたことがあるかもしれませんが、その話の根拠になったのが、この角膜の酸欠によって角膜が濁る『水疱性角膜症』なんですね。

実際のところコンタクトレンズに酸欠で角膜が濁るレベルの水疱性角膜症になることは稀だそうですが、リスクはゼロではありませんし、一度進行すれば元には戻りませんから、将来的に生活に支障がでてきたり、白内障の手術をするときなどのリスクを高めてしまうので無視できるものではありません。

いずれにせよ、水疱性角膜症もその前段階の角膜新生血管もないに越したことはありません。これらの原因となる目の酸欠を防ぐにはやはり常日頃のコンタクトレンズのケアが大切になります。

要チェック 寿命を無視して古いレンズを使い続けている
要チェック 指の腹で"こすり洗い"をしていない。(漬け置きだけでは汚れは落ちない)
要チェック 洗浄液を使いまわししない。
要チェック レンズだけでなく、ケースも使用期限を守って使う(ケースは3カ月で使い捨て)
要チェック 酸素透過性の低いカラーコンタクトはできるだけしない。


特にカラーコンタクトは酸素を通しにくい素材を使っているものもあり、目の酸素不足になる可能性大!さらに色素プリントによって、アレルギー性結膜炎を引き起こすリスクも高いので使用上の注意は必ず守るようにしてください。

目に違和感がある場合は使用を中止するのは当たり前ですが、とにもかくにもコンタクトレンズをつけている人は目の定期検診は忘れずにいくようにしてください。

といってもメンドクサイって行かない人がほとんどだと思いますけど。。。。